【今という時代】
大量生産・大量消費時代の終焉と、それにともなう社会原理、社会構造の転換
● 「モノ」「カネ」から「ヒト」の時代
● 国際、業際の"際"がうすれ、そして消滅するボーダーレス時代
● 工業化社会時代の階層型組織から、高度情報化社会のネットワーク型組織時代
● ビジネスという言葉に惑わされ、"こころ"を失いかけている時代
このように"今という時代"は、大いなる変革の時代です。 既成概念にばかりとらわれていると、 個人も企業もそして国家も進路を誤るばかりでなく、
その存在さえ危ういものとなってしまいます。 しかし別の視点で見ると、多くのチャンスに恵まれている時代であるともいえます。 なぜなら、時代と社会が、全く新しいニーズを大量に欲しているということでもあるからです。
世の中ではバブルの崩壊以後、産業の空洞化・大不況・勝ち組と負け組の二極化等々皆さんにとって 決して響きの良くない言葉が乱れ飛んでいますが、決してそれらに不安を持ち過ぎたり、
消極的な態度に出たりはしないでください。 社会原理・価値観の変革に際しては、それもまた必要なことなのです。
”今という時代”を、謳歌しようではありませんか。 君たちには、若さという何者にも代え難い"ちから"があります。 前を向いて、精一杯生きてください。
【君たち若者に期待すること】
高度成長を遂げた今、物質的に恵まれた環境、またその余波でこのまま過ごしていても 何とか幸せに生きて行けるという思い ”若さ”という”ちから”があるがゆえに、
自分自身では気付かずにいるアドバンテージ等のために、無為に時を過ごしてしまうことがあるかもしれません。 しかし、それではいけません。君たちは、大いなる変革の時代に生きているのです。
■何事にも、本気で精一杯生きてください。
日々を大切に過ごし、仕事に遊びに自己研鑚に精一杯励み、自分自身の可能性を最大限活かしてください。
■新しいもの、未経験な分野にも、積極的にチャレンジしてください。
知っていることより知らないことの方が、はるかに多いものです。 何かに巡り合ったとき、与えられたとき、消極的にならないで積極的にチャレンジし、
自身の見識と体験を深めてください。
■旺盛なサービス精神と好奇心、そして気配りを持つ人であってください。
人の存在価値は、他人に対して何を提供できるかということにあるのではないでしょうか。 そのためには、サービス精神・好奇心気配りが大切だと思います。
■様々な分野・年代・地域・国の友人知人を持ってください。
限られた範囲の人間関係や知識ではなく、幅の広いそして深い友人知人を持つよう心掛けてください。 それが、自己の向上と進化につながります。
【最後に一言】
社長からのメッセージ 君たちにとって、時間はたっぷりあります。
あせらず、真剣に考え、悩み、自分自身の可能性を信じて、
すばらしい出会いを見つけてください。